PHPざっくり基礎02

PHPざっくり基礎02

型について

基本の型

PHPは10 種類の基本型がある。

スカラー型

スカラー型はデータ型の中でも最も基本的なもので、一つの変数に
一つの値だけを扱える型。

  • 論理値 (boolean)
  • 整数 (integer)
  • 浮動小数点数 (float, double も同じ)
  • 文字列 (string)

複合型

複合型は、一つの変数で複数の値を扱うことができる。

  • 配列 (array)
  • オブジェクト (object)
  • callable
  • iterable

特殊型

特殊型はスカラー型、特殊型に分類が不可能な型 。

  • リソース (resource)
  • ヌル (NULL)

基本的に変数の型はPHPが文脈に応じて自動で決めてくれる。(プログラマが決めるものではない。)

式の型や値を知りたいときは「var_dump」を使って確認する。 デバッグのために、単純に人間が読みやすい形で型を表示したい場合には gettype() をつかう。

型のチェック(if等)をするときは「 is_(type名)  」を使う。

型を他の型に変換したい場合、キャストを使う。

<?php
$test_bool = true;
$test_str = "こんにちは";
$test_int = 2;
$test_float = 1.5;

echo gettype($test_bool); //boolean
echo gettype($test_str); //string
echo gettype($test_int);// integer
echo gettype($test_float); //double

表示結果はコメントの通りになった。

数値を文字列に変換したいときは

<?php
$test_int = 2;

$test_cast = (string)$test_int;

echo gettype($test_int);// integer
echo gettype($test_cast); //string

元々数値(integer)だったものを文字列(string)に変換することが出来た。

まずは型の基本をしっかり覚えて、変数が何になっているかわからなくなったら確認しよう!

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